のんぴーの街歩き
香川県といえば「うどん」と「四国のお遍路」が有名です。今回の街歩きの舞台は高松市牟礼(むれ)町。高松駅から琴平電鉄に揺られること約30分。源平屋島合戦の舞台でもあり、最高級と言われる庵治石の産地でもあります。町のシンボル「五剣山」を横目にてくてくのんびりお散歩したよ!
★イサム・ノグチ庭園美術館
高松市牟礼町牟礼3519 TEL:087-870-1500 FAX:087-845-0505
〈入館料〉大人2,000円、高校・大学生1,050円、中学生以下無料
〈開館日/時間〉火・木・土曜日(見学時間午前10時 ・ 午後1時 ・ 午後3時の一日3回 )
〈休館日〉月・水・金・日曜日(その他、夏季・冬季休館有り)
イサム・ノグチ庭園美術館 世界的に有名な彫刻家であるイサム・ノグチが1969年から牟礼(むれ)町にアトリエと住居を構えました。ここには彼の彫刻作品と彫刻庭園が残されています。ぼくも芸術に浸ってたんだ。
入館・見学には予約が必要です。特別開館日もございます。詳しくはホームページをご覧ください。
(URL:http://www.isamunoguchi.or.jp/index.htm
★栗山記念館
高松市牟礼町牟礼3028番地 TEL:087-845-5996
〈入館料〉大人200円、高校生以下100円 〈開館時間〉10:00〜16:00
〈休館日〉毎週月曜日、祝日の翌日、12月28日〜12月31日
江戸時代後期の儒学者・柴野栗山が生まれ育ったのがここ牟礼(むれ)町でした。
栗山は天明8(1788)年には老中松平定信に抜擢され、幕府の儒官となりました。
ここ栗山記念館には栗山にまつわる書物や資料が展示してあります。地元の人々には「栗山先生」と呼ばれ、親しまれています。
栗山記念館
★石あかりロード
石あかりロード 琴平電鉄志度線・八栗駅を出てすぐ「石あかりロード」に差し掛かります。石材工業所が立ち並び、石を削る音があちらこちらから聞こえます。よーく見ると、郵便ポストが石でできていたり花の形をした石のオブジェが置いてあったり。夏には各家庭の玄関先に石のランプシェイドが並び幻想的な風景が楽しめるんだって!
「むれ源平石あかりロード」の開催日時等は、むれ源平まちづくり協議会のホームページをご覧ください。
(URL:http://www.genpei.org/
★八栗寺
お遍路は四国八十八ヶ所を巡礼する旅のこと。江戸時代、大師信仰が広まると共に僧侶以外の民衆もお寺を巡り始めました。巡礼する場所を「札所」と呼ぶのは、巡礼者がお寺に「お札」を打ちつけたことに由来しています。八十五番目の札所がここ八栗寺。
八栗ケーブルに乗ってぼくもお参りに行ったよ!
八栗寺
★高松市石の民族資料館&石匠の里公園
高松市牟礼町牟礼1810 TEL:087-845-8484 FAX:087-845-5693
〈入館料〉大人200円、高校・大学生150円、小・中学生無料 〈開館時間〉9:00〜17:00
〈休館日〉月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
牟礼(むれ)町は石材産業と共に発展しました。上質で最高級の庵治石は牟礼町の特産品です。石匠の里公園では、全国で採れる石がずらりと並んでいます。町を一望できる場所もあって、ぼくはそこがお気に入り。
資料館では、石にまつわる話や石にペイントができるコーナー(有料)、お土産などが販売されています。ぼくも思い出にお絵かきしたよ!
高松市石の民族資料館&石匠の里公園
●奉行EXPRESS 2008年冬号より [→目次へ戻る]
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