
【文書番号】 21188
【更新日】 2022/05/19
【対象商品】奉行Edge 勤怠管理クラウド for 奉行シリーズ/就業奉行iシリーズ
出勤時間帯は固定せず、所定労働時間を超えた分は残業時間として集計されるようにしたい(奉行iシリーズ)
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質問・現象
(例)
従来、9:00〜18:00が定時で18:00以降は残業としていたが、
時差出勤を開始するため、7:00〜10:30までは何時に出勤しても良しとする。
上記に伴い、
・7:00〜10:30までの出勤は遅刻に集計されないようにしたい。
10:30を過ぎた場合は遅刻として集計したい。
・所定労働時間の8時間を超えていれば、18:00(定時)前に帰っても、
早退がつかないようにしたい。
・所定労働時間を超えた分は残業時間と集計されるようにしたい。
・休憩時間は時間帯を決めずに、所定労働時間内に1時間取得させたい。
これを実現させるためにはどういう設定をおこなえばいいですか?
回答・対処方法
【注意】 既存の勤務体系は変更せず、新規もしくは複写して勤務体系を作成してください。 一時的な勤務の場合、既存のものを修正すると、再計算等をおこなったときに集計結果が異なってきます。
【設定手順】 1.[導入処理]-[勤務体系登録]-[勤務体系登録]メニューを選択します。 2.登録されていないコードを入力し、「新規」作成の状態にして、勤務体系名を入力します。  3.勤務種別「1:時間数」、出勤区分「0:通常出勤」、利用状態「1:有効」と設定します。 【補足】 「1:時間数」を利用することにより、出勤時間帯が固定されないため、 7:00〜10:30という幅を持たせた出勤時刻でも遅刻・早退にならないようにできます。
4.[労働時間]ページで、以下のように設定します。  ※夜勤などで所定労働時間が深夜時間帯にかかる場合は、別途お問い合わせください。
5.[所定労働時間]に終日働いた場合の所定労働時間と、1日の「前半」「後半」の所定労働時間を入力します。 ※午前半休を取ったときには「前半」が、午後半休を取ったときは「後半」が有休時間として計算されます。 
6.続けて[労働時間]ページの【遅刻・早退時間】項目を、以下のように設定します。  ※夜勤などで所定労働が深夜時間帯にかかる場合は、別途お問い合わせください。
7.[休憩時間]ページで、【時間数・時間ごと】を以下のように設定します。  8.F12[登録]キーを押して、勤務体系を登録します。 9.登録した時差出勤用の勤務体系を、該当社員に割り当てる必要があります。 [勤怠処理]-[勤務スケジュール登録]-[社員スケジュール登録]メニューで、時差出勤をする社員・日に登録します。  ※該当者や該当日が少ない場合などは、[タイムカード入力]画面等の各勤務データ入力メニュー内で入力しても 問題ありません。 【参考】 スケジュール登録した勤務体系がタイムカード入力画面に反映されない場合には、 下方の「関連FAQ」より 「スケジュール登録した勤務体系がタイムカード入力画面に反映されていない」をご参照ください。
以下は、上記で設定した勤務体系の時間集計の動きです。  (月)→7:00〜10:30以内に出社(9時以降に打刻)。遅刻も早退もないケース。 (火)→7:00〜10:30以内に出社(9時の2時間前に打刻)。遅刻も早退もないケース。 (水)→深夜残業時間帯にかかってしまったケース。深夜残業時間に30分集計。 (木)→所定労働時間に満たないケース。早退時間に不足の1時間30分が集計。 (金)→所定労働時間は満たしているが、10:30を過ぎて出社(打刻)したケース。 遅刻時間に15分が集計。
関連FAQ
・時差出勤をする場合に、社員に勤務変更の申請をさせたい(奉行iシリーズ)
・「時間帯」の勤務体系で、時差出勤用の勤務体系を設定したい(奉行iシリーズ)
・スケジュール登録した勤務体系がタイムカード入力画面に反映されていない(奉行iシリーズ)
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